気がつけば11/13のパリ同時テロ事件からもうすぐ2週間が経ちます。

私の住む街、ヴェルサイユでも市の建物には常に警察が警備にあたり市役所に入るのにも警察に上から下までガン見されながらの荷物検査、日中は警備の車の巡回をよく見かけ、monoprixなどのスーパーでも出入り者全員に手荷物検査があり、この状況がもはや当たり前になってきました。
当初は検査する方も「すみません、マダム。かばんの中を確認させてください。」と、とても申し訳なさそうに聞いてきて、検査される方も「いえいえ、どうぞ。お仕事、大変ですね。」などと言い、厳戒態勢の自覚無しでしたが、2週間も経つと毎度の手荷物検査にも慣れ、警察があちこちに立っているのも普通になってきました。
私自身はパリ市内に出る気になれず、郊外にこもって過ごしてますが、市内ではライフル銃を持った警備部隊があちこちに立っているようで、もっと物騒に感じる事だろうと思います。
こんな状況がいつまで続くのでしょうか?
暴力的な挑戦に暴力でやり返すフランス。。。
私自身、戦争を経験をした事がないので、もちろん比較は出来ませんが、目に見えない、いつ起こるかもわからないと不安を抱えて暮らすのは、愛国心は生み出すけれど、どこか無気力というか自暴自棄にさせ、新しい時代の戦争の侵略の仕方なのかもと感じています。
仏、露、ISの敵の敵は味方という微妙なこの構造も、ただの一主婦は世界の動きに唖然とさせられるばかり。
この2週間、仏語、英語、日本語で書かれたいろんな情報を読み漁り、のんきにレシピブログを書こうという気にもなれなく更新も止まっていたのですが、仏人義母は「La vie continue,  il ne faut pas toujours penser à ce qui pourrait arriver, sinon on ne fait plus rien. 生活は続いていくのだから、何が起こるのか常々考えていても仕方ないじゃない。そんなんじゃなんにも出来なくなっちゃうわ。」と言い、仏人夫は「ルーヴルがガラ空きなら行くのは今だな。」などとのんきな事を言うし、深刻に考えても私に解決出来る問題ではなく、確かに仕方がないのかもしれません。

レストランで外食をしようという人が減っている今こそ、フランス人に向けて書いている私の日本食レシピが役にたつかもしれない!?なんて調子のいい理由を考えだし、La bonne poire -ラ・フランスの台所- 更新再開です!

© Illustration: Jean Jullien

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