このところヴェルサイユ住人 (les Versaillais et Versaillaises) の間で噂になっているレストランがあります。オープン1年足らずで「近々ミシュランの星を取るんじゃないか?行くなら今だね!」と囁かれ、ずっと行ってみたかったレストランについに行ってきました。

私の誕生日の夜、子供たちを義両親に預け「今晩はマクドでディナーしよう」と見え透いた嘘をつく仏人夫。車の走る方角で、もしかして行き先はLa table du 11 ⁉︎と期待しだし、念願叶ってお店に到着。

メニューは季節ごとに変わるコースメニューが2種類のみ。
美味しいお店のサインだな。と期待が膨らみます。
夜遅く着いたので、私たちは前菜が1品少なくフロマージュプレート無しの49ユーロのメニューを取ることに。

アペリティフにポルト酒を飲んでいると、まずは突き出し的な一品めのアミューズブッシュ、
「アンチョビのフライとアボカドのてんぷらです。」って。
ん?今 “天婦羅”って言いました?
確かに小さい石の上に可愛らしく盛り付けられた一口サイズの天婦羅が!
日本の料理名を聞くと嬉しくなっちゃいます。

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上品で可愛らしい天婦羅の後は、二品めのアミューズブッシュ
「Tartare de betterave au piment du pérou et huître végétale
ベトラーブとペルー産の唐辛子のタルタルに、植物性の牡蠣ですって!?
なんと、この葉っぱ、食べると本当に牡蠣の味がするんです!衝撃でした。

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既に嬉しいサプライズを2回も味わった後、3回目のサプライズが!
「自家製のわさびバターです。」とパンが運ばれてきましたよ。
パンが美味しいのは当然のことながら、このわさびバターの美味しかったこと。

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そしていよいよ、前菜スタート。
数種のにんじんとミモレットチーズ、ピーナッツバターソースと蜂蜜マスタードソース添え。
蜂蜜マスタードソース、酢が効いてなんだか酢味噌みたいな味が。
日本の酢味噌も、こんな風に添えてみても面白いかもしれないとアイデアが膨らみます。
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“小舟”という名前のお待ちかね魚料理
低温でじっくり調理された Lieu jaune(青鱈)に、ほんのりオレンジが効いたソース。魚の火の通り加減もまさに絶妙で今回のメニューの中で一番美味しかったです。

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そして肉料理。
アルゼンチン産の牛肉。かぼちゃのピュレ添え。

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もう夜中の22時半。実はもうお腹いっぱい…
だけどここからは、まさかのデザートプレートが3皿も続く。
1皿めはマンゴーやパッションフルーツのソルベのトロピカルプレート。

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2皿めはバニラのアイスクリームとヘーゼルナッツで包まれたチョコ。

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そして食後にコーヒーを頼んだら、またもう1皿!
お腹いっぱいと言いながら、すべて完食し、たぶん飾りにひいてあるカカオチップまで指でつまんで食べる始末。

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満腹大満足でいてるとシェフがテーブルに挨拶に来てくれました。
ヴェルサイユの超一流ホテルTrianon Palace やパリの Cobéa 等、星付きレストランで働いた後、若干23歳の若さで自分のレストランを開業した若きシェフ Jean-Baptiste Lavergne 氏 は気さくで好印象。レストラン自体も気取らずに食事ができる心地良い雰囲気。
二人で食前酒、ワイン、コーヒー代も足して合計150ユーロでこのクオリティーの食事が出来たら高くないと思う。
2月10日、私の誕生日に行ったのですが、座ったテーブルの両隣のカップルも誕生日ディナーで、なんとお店自体もオープン1周年記念日だったという!
偶然も重なり、ますますこのレストランが気に入りました。
次回はどんなものが食べられるのか、今後も楽しみです!

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La table du 11

11, rue Saint-Honoré,
78000, Versailles

RÉSERVATIONS
Tel : 09 83 34 76 00
Email:  reservation@latabledu11.com

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